整備の意味がわかるリアル教材

Maintenance Objet in Paddock

見て・聞いて・触って・納得!

メンテナンスのポイントがわかるリアル教材メンテナンスのポイントや大切さを体感してほしいと思って作ったのが、このオブジェ(?)です。

ベースは「登録後5年、走行約1万5000km」の本物のバイク(トライアンフ1050ccトリプルエンジン搭載)。オーナーさんご自身がメンテナンスしてきたということで、サンデーメカニックが陥りがちな罠にハマった痕跡も見てとれます。

トライアンフ 1050ccトリプルエンジンエンジン・オブジェもシャーシ・オブジェもパドックに常設展示してありますので、解説を聞きながら、あれこれ触ってみてください。

オイル交換やブレーキメンテナンスのポイント、足着き性向上のヒント、「○○が△△だと」うまく曲がれないことなどがおわかりいただけるはずです。



オブジェの見どころ(ほんの一部です)

オブジェの見どころをいくつかピックアップしました。

傷付いたオイルポンプ傷付いたクラッチディスク

オーナーさん自身がオイル交換していたこのエンジン、作業中の気遣いが少し足らなかったようで、オイルポンプ(左写真・赤丸部分)やクラッチディスクに傷が入っています。硬いゴミがエンジン内を回ってしまった証拠ですね。同様にピストンの側面にも傷がついていました。


吸排気バルブ(走行15,000km)バルブ擦り合せの効用

左写真の左側が吸気バルブ、右側が排気バルブ。吸気バルブのほうにびっしりとカーボンがこびりついています。「〇〇〇〇」をきちんとすれば、こうなりにくいんですけどね。右写真の左側はこのバルブを洗浄したもの。当たり面(シリンダーヘッドとの接触部分)がガタガタ(赤丸部分)で圧縮漏れが起こっていました。右側は「バルブ擦り合せ」を行ったもの。こうすればパワーフィーリングがシャッキリします。 ※「〇〇〇〇」と、その理由は解説時に種明かしします。


コイルとフライホイール接触していたコイル

この車両は転倒歴があり、エンジンから異音がしていました。発電コイルとフライホイールが接触していた痕跡がありました(右写真・赤丸部分)。最新スーパースポーツは軽微な転倒でもこうなってしまうケースがあります。もし転倒後に始動してシャラシャラと擦れ合う音が聞こえたら、すぐにエンジンを停止し、レッカーを呼んだほうが賢明です。そうしないと金属粉(削りかす)が出て、これがエンジン内部を傷付けてしまうので要注意!


削り出された燃焼室切削加工されたピストン

教材となったトライアンフの1050ccトリプルエンジンは、ピストンヘッドにも燃焼室にも切削加工(アルミ削り出し)が施されています。量産市販車では珍しい製法です。そのぶん各気筒の容積精度も優秀!


ホイールベアリングリヤサスペンションのリンクまわり

ステムベアリングやホイールベアリング(左写真)を調整すると各部の動き方がどんなふうに変わるのか、リヤサスペンションのリンクまわりにどんな”罠”が潜んでいるのか……など、シャーシ編のオブジェも興味深い内容。これらは写真で伝えにくいため、ぜひ現物を”体験”しに来てください。

このオブジェで色々お伝えすることはまだまだ沢山あります。「なぜ、曲がりにくいバイクが出来上がってしまうのか?」といったことも理解できますので、ぜひぜひ! バイク雑誌のメンテナンス特集を立体的に理解できる教材とも言えましょう。解説・体験の所要時間は約30分。もちろん無料です。

バイクの仕組みを知ったら、帰路からもうアナタの走りが進化しているかもしれませんよ♪

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